化粧品OEM業界のM&A動向・ニュース2024

こちらのコーナーでは化粧品OEM業界のM&A動向について解説していきます。


日本の化粧品OEM業界のM&A動向

日本の化粧品OEM業界は、近年M&A(合併・買収)の動きが活発化しています。多様なニーズに対応するために技術力や生産能力を高める必要があり、これがM&Aの主な動機となっています。

●主なM&Aの理由●

①技術力の強化/新しい技術や製品開発能力を取り入れることで、競争力を向上させることができます。

②生産能力の拡大/需要増加に対応するために、生産ラインを拡充し効率化を図ることが重要です。

③市場シェアの拡大/他社を買収することで、市場シェアを拡大し業界内での地位を強化することができます。

④グローバル展開/海外市場への進出を目指す企業にとって、現地のOEM企業との統合は効果的な戦略となります。

おすすめはこちら

【2024.05】日本コルマーHD、化粧品OEM国内大手トキワの全株式を取得

日本コルマーHDはカーライル・グループが運用・管理するファンドから、化粧品OEM/ODM国内大手のトキワ・コスメティクス・グループ(本店=岐阜県中津川、以下、トキワ)の全株式を譲受することで5月31日に合意したと発表した。

【2024.02】ユーグレナ、サティス製薬グループを完全子会社化

ユーグレナは、サティス製薬グループのサティス製薬、日本ビューテック、ナユタの全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。株式交換の効力発生日は2月1日で、サティス製薬の発行済株式227万5000株、日本ビューテックの発行済株式1万株を取得する。

【2024.01】日進化学、マレーシアの化粧品OEM会社を完全子会社化

日進化学は1月18日付でマレーシア・スランゴール州にある化粧品製造会社「Bodibasixs Manufacturing Sdn. Bhd.(ボディベイシクス・マニュファクチャリング)」(代表者:Ho Yew Pun(ホー・ユー・パン)、以下「BSX社」)の株式を100%取得したと発表した。

【2023.08】三井物産、米化粧品OEM企業ダーマシューティカルを買収

三井物産は、米国化粧品受託製造事業者ダーマシューティカルラボラトリーズ社(Dermaceutical Laboratories, LLC)(本社=ニュージャージー州バーゲン郡、D-LAB社)の全株式を取得することに合意した。

【2022.08】ちふれHDがアイメイトのメイクアップ化粧品OEM事業を買収

ちふれホールディングスの子会社である株式会社アイメイト分割準備会社は、メイクアップ化粧品OEM・受託製造会社であるアイメイトと事業譲渡契約を締結した。2022年8月1日付で同社の商号と事業・従業員を引き継ぎ、運営を開始した。

【2022.04】アクシージア 段卓代表、新市場として東南アジアを開拓

アクシージアは2022年4月に千趣会傘下の化粧品メーカー、ユイット・ラボラトリーズを子会社化し、新製品のほか、リニューアル品を自社製造に切り替えている。

全国の化粧品OEMメーカー一覧【週刊粧業選定】

全国の化粧品OEM(受託製造)メーカーを一覧にまとめました。大手企業から中小企業・ベンチャーまで、その企業の強みや特色など幅広く会社情報をご覧いただけます。

ホーム > まとめニュース > 化粧品OEM業界のM&A動向・ニュース2024

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
株式会社ミンテルジャパン
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop