週刊粧業 2010年12月13日号 16ページ
カンタンに言うと
アンズコーポレーション(本社=大阪市)は2010年12月1日に大阪市内で「創業50周年記念式典」を開催し、270名が参集して大きな社歴の節目を祝した。
オープニングで挨拶した山田安廣社長は、「厳しい環境下にある化粧品業界だが、当社はここ数年増収増益を続けている。50周年を迎えた今期はこれまで、過去最高益を計上できる見通しである」と好調の継続性をアピールした。
また、同社長は社名「アンズコーポレーション」の由来に触れ、「『アンズ』は、『&(アンド)』の複数形として『沢山の&』を意味している。日々の仕事の中で、消費者、仕入れ先、得意先、社員がともに発展・成長することを目指してきた。共存・共栄の時代といわれているが、単なる建前論や精神論で終わらせるのではなく、具体的な活動を通して、ともに発展していくことを追求して企業価値を高めていきたい」と述べるなど、次の50年に向けて経営目標を語った。
この後、参加者を代表して乾杯の音頭をとった浅井幸子浅井硝子会長は、アンズ社を評し「業者に対して思いやり精神が強く、嘘のない会社で安心して取引ができている」とメッセージを発信して感謝の気持ちに置き換えた。
約2時間の歓談後、中締めで登壇したアンズ社の伊藤美男専務は「(仕入先と当社が)ともに成長する理念を全員が共有し、全社一丸となって社業の発展に邁進していく」と宣言し、今後の決意を閉会の言葉に代えた。
【来賓祝辞】(一部を抜粋)
西村元延西日本化粧品工業会会長/変化の激しい時代にあると現象面につい目を奪われ、拙速に判断してしまいがちになるが、揺らいではいけない『アンズ精神』を邁進する山田社長の経営に関する哲学や理念には、明確な事業目的を感じる。
山田邦雄ロート製薬会長兼CEO/アンズ社には幅広く生産を委託しており、前身・日本ジョセフィン社との出会いが現在のロート製薬の道を作ってくれたとも言える。これからの10年は厳しい時代性にある。今後もグループの中で、ともに切磋琢磨していきたい。
この記事は週刊粧業 2010年12月13日号 16ページ 掲載
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