ライオンは2012年8月23日、夏休み期間中の親子に、泡のチカラを楽しく学習してもらうためのワークショップ「親子で泡マスターになろう!」を東京スカイツリータウン(東京ソラマチ9階)にて開催した。
当日は、小学生(4~6年生)とその保護者96組192名が参加。イベントでは、同社快適生活研究所所属の暮らしのマイスター4名が、快適な生活を送るうえで不可欠な泡のチカラを、実験を通じて楽しく、わかりやすく解説した。そしてワークショップを終了した親子には、「泡マスター」の認定証が贈られた。
ライオン快適生活研究所長の伊野波美恵子氏は冒頭の挨拶で、「当社は去年120周年を迎えたのを記念し、新コーポレートメッセージ『今日を愛するライオン』を制定し、快適生活研究所と4人の暮らしのマイスターを誕生させた。マイスターは、オーラルケア・お洗濯・ヘルスケア・お掃除の専門家で、ホームページやテレビ、新聞にもたびたび登場している。そのマイスターと相談し、今日のテーマを泡とすることにした。泡というのは、歯を磨いたり、体を洗ったり、お洗濯やお掃除のときに大変重要な役割がある。今日は泡の不思議な働きについてマイスターと一緒に楽しく勉強して泡マスターになってもらいたい」と語った。
オリエンテーションでは、ヘルスケアマイスターの山岸理恵子氏が「泡とは、界面活性剤と水がつくる薄い膜が空気を包み込んだもの」であり、7つのチカラ(「温度を保つ力」「空気をさえぎる力」「おいしくする力」「液体を広げやすくする力」「汚れを落とす力」「汚れに密着する力」「摩擦や衝撃を和らげる力」)をもつことを説明。そして、石鹸やシャンプーだけでなく、発泡スチロールやアイスクリームなど、暮らしの身近なものにおいて泡が重要な役割を果たしていることも紹介した。
続いて行われたワークショップでは、液体石鹸と水を混合した液体入りのペットボトルを1分間振った後に、プラスチックグラスにその泡を入れ、1円玉が泡の上に何個のるかを競い合った。
最後に行われたシャボン玉クイズでは、「割れにくい泡はどうやって作るのか?」をシャボン玉で実験。「サラダ油、はちみつ、スポーツドリンク、牛乳の中で何が最も割れにくい泡を作るか」との質問で、「はちみつ」と答え、かつジャンケンにも勝った3名が巨大なシャボン玉に入るスペシャル体験を楽しんだ。
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この記事は粧業日報 掲載
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