第一三共ヘルスケアは2012年7月20日、通信販売事業を開始し、通販専用のスキンケアシリーズ「ダーマエナジー」のテストマーケティングを始めた。これまで店販チャネルのみで展開してきた同社が通販市場に参入した経緯や既存の店販向けブランドの現状などについて、山口智彦通販事業室長と前廣敬介経営企画部コーポレートコミュニケーショングループ長に話を伺った。
――化粧品通販をスタートしたきっかけは。
山口 通販を開始した背景には、2つの流れがあった。当社は、2006年に三共と第一製薬が経営統合して新たに誕生し、2007年にゼファーマと合併している。それから今日に至るまで通販事業のさまざまな検討を行っており、ダイレクトマーケティングの手法や消費者との接点を学んできた。
一方で、非医薬品事業の拡大に向けてスキンケア事業に注力するプロジェクトも進めてきた。今回の「ダーマエナジー」は、2008年より開発に着手していたが、当初は通販向けに開発を目指したわけではなく、このプロジェクトの一環であった。
昨年7月ぐらいから、社内で通販とスキンケアのプロジェクトを合わせようという動きになり、「美しく健康でありたい生活者のため」という企業理念のもと、化粧品と健食を含めた通販で何かできないかということで化粧品通販の検討が本格的に始まった。
その他の質問項目
――ダーマエナジーの特長と初年度売上目標を教えてください。
――参入から1カ月が経った現状の推移は。
――これまでに見えてきた課題と通販事業の今後の展望は。
――店販での既存ブランドの売上推移(2010年度、2011年度)は。
【PDFダウンロード】「第一三共ヘルスケア、通販化粧品事業に参入」はこちら
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この記事は週刊粧業 掲載
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