資生堂、D-アミノ酸の新たな美肌効果を化粧品に初応用

粧業日報

資生堂、D-アミノ酸の新たな美肌効果を化粧品に初応用

 資生堂は、世界のD-アミノ酸研究をリードする九州大学と共同開発した高感度D,L-アミノ酸同時一斉分析装置(特許取得済)と、長年培ってきた皮膚科学研究の融合を図り、D-アミノ酸の新たな美肌効果を発見した。

 アミノ酸にD型(D-アミノ酸)とL型(L-アミノ酸)の2種類あることが発見されてから100年もの間、生体中のタンパク質を構成するアミノ酸がL型であることや、L型とD型を精度良く分析する技術が確立されていなかったことから、D型は研究対象となっていなかった。また、皮膚においても、そもそもD型は存在しない、効果もないであろうということが一般的な認識であったため研究されていなかった。

 近年、分析技術の進歩により、ほ乳類の体内から数種のD―アミノ酸が発見され、脳やホルモン分泌などで重要な役割を担っていることが明らかにされつつあり、発酵食品などにも多く含まれていることもわかってきている。

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