日本通信販売協会(JADMA)の売上高月次調査集計によると、主要会員企業約130社(4月以降は対象約160社に拡大)の2013年上半期(1~6月)の総売上高は前年同期比0・1%増の8178億5100万円だった(表参照)。「家庭用品」「衣料品」「その他」などが減少したものの「雑貨」全体や「文具・事務用品」「通信教育・サービス」などが好調に推移し、全体ではほぼ横ばいとなった。
カテゴリー別に詳細を見ると「衣料品」が同1・5%減の1839億8500万円。「家庭用品」は同2・8%減の1287億5900万円で1月から6月までのすべての月でマイナスとなるなど低調だった。
「雑貨」全体は同2・4%増の3361億5400万円で、3月を除いたすべての月でプラス成長し好調を維持した。このうち、「文具・事務用品」は同5・4%増の1262億4200万円で、1月を除いたすべての月で増加。二桁成長も2回記録するなど全項目を通じて最も増加した。「化粧品」は同0・7%減の891億6900万円。月によって増減に大きく差が出た。両項目を除いた「雑貨」は同1・6%増の1207億4300万円。
「食料品」全体は同0・4%減の1223億600万円。全体的にほぼ横ばいで推移した。このうち、「健康食品」は同0・9%減の919億8800万円。健食以外の「食料品」は同1・1%増の303億1800万円となった。
「通信教育・サービス」は同2・4%増の306億2100万円。1月を除いたすべての月でプラスとなるなど好調に推移した。「その他」は同4・3%減の160億2600万円となり、全項目を通じて最も減少幅が大きかった。多くの月で前年度割れとなり、1月には15%近いマイナスを記録するなど低調となった。
6月単月はほぼ横ばい
また、2013年6月度(単月)の主要156社の通販総売上高は、前年同月比0・6%増の1391億7300万円となった。
「衣料品」が同1・0%増、「家庭用品」が同2・0%減。「雑貨」全体は同2・7%増で、このうち「文具・事務用品」は同6・5%増で全項目を通じて最も伸長。「化粧品」は同1・8%減、両項目を除いた「雑貨」は同2・2%増。「食料品」全体は同2・1%減、このうち「健康食品」は同3・1%減で全項目を通じて最も減少幅が大きかった。健食以外の「食料品」は同0・7%増。「通信教育・サービス」は同0・7%増、「その他」は同0・2%増だった。
なお、1社当たりの平均受注件数は、8万5018件(回答123社)。
この記事は訪販ジャーナル 掲載
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