ライオン、オーラルケア需要高まる年末期にプロモーションを展開

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ライオン、オーラルケア需要高まる年末期にプロモーションを展開

 ライオンは、今年2月に発売した「クリニカアドバンテージハブラシ」が上期目標を達成し、下期も順調に売上げを伸ばしている。

 同製品は、30~40代を主要ターゲットに「奥歯の奥」までブラシが届く極薄ヘッドと極細ネックを採用したハブラシで、ターゲット層の14%が経験しているという「奥歯の喪失」を抑える点を特長としている。

 使用者の90%以上がリピート意向を示すなど、歯ブラシでは異例の評価を獲得。縮小に転じつつある歯ブラシ市場の活性化を図るべく同社では下期の注力製品に据えている。

 8~9月に売場コンテストを実施し、多メディア展開した結果、発売以降最高シェアを獲得し、売上拡大につながったという。

 9月11日には、「薬用ハイテクト 生薬の恵み」シリーズのパッケージを変更し発売した。 

 ターゲットとしている40~60代に対し、「歯槽膿漏ケア」や「効果」といった製品価値をパッケージ前面で打ち出してアピールを強化し、シェア拡大を図っている。

 また、「プラチアス 歯の美容クリーナー」も同時期にリニューアルを実施し、「creamy up (クリーミィアップ) ペースト」の10gとセットでも販売していく。

 これまで電動アシストブラシは単品で販売していたが、「creamy upペースト」のロイヤルユーザーは「歯の美容クリーナー」との併用率が高いため、今回のセット化で使用者の拡大をねらう。

 10~11月に「デンターシステマ」においてキャンペーンを実施し、店頭の活性化を図るとともに、歯ブラシの買い替え需要が高まる年末期に、全ブランドで総合的なプロモーションを展開していく方針だ。

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