ライオンは6月4日、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所、一般社団法人日本学校歯科医会、一般財団法人東京都学校保健会と共催で、文部科学省等の後援を受け、「第71回学童歯みがき大会」を開催した。
学童歯みがき大会は、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、毎年「歯と口の健康週間(6月4日~10日)」に合わせて開催し、今年で71回目を迎えた。1932年に第1回大会を開催してから、これまでに85万人以上の小学生が参加。第65回大会よりインターネット同時配信がスタートし、第69回大会からは日本学校歯科医会が主催団体に加わり、インターネットで参加する大規模な大会として発展している。
今大会では、インターネット配信により、在校のまま、同じ時間に同じ教材を使って楽しく学べるため、海外8カ国・地域16校(日本人学校10校、現地校6校)を含む総計1162校・約6万6000人の国内外の小学生が参加。生涯にわたって健康な歯を保つには、子どもの頃から良いオーラルケア習慣を身につけることが大切であるため、学童に向けた「予防歯科」の理解と浸透を図るためのプログラムを実施した。
大会のメインコンテンツとなる「歯と口の健康教室」では、明海大学の安井利一学長監修のもと、「みるぞ!みがくぞ!つくるぞ元気!」をテーマに小学生が歯と口の健康について楽しく学習したほか、歯みがきに加えて「歯間清掃の重要性」も伝達するため、デンタルフロスの使用も啓発した。
参加した小学生からは、「虫歯にならないよう、今日学んだ歯みがき方法を続けていきたい」「歯みがきだけでは足りないということが理解できたので、これからはデンタルフロスも使用していきたい」といった感想が寄せられた。
ライオンの藤重貞慶会長は閉会にあたり、「小学生の頃に良い歯みがき習慣を身につけることは一生の宝になる。虫歯や歯肉炎になる前に自分自身でできることがある。大切なのは、『良い歯みがき習慣を身につけること』と『歯医者さんで定期的に健診を受けること』だ。この予防歯科の考え方を実践し、健康な歯と歯ぐきでしっかり噛んで、丈夫な身体をつくっていこう」と挨拶した。
この記事は粧業日報 掲載
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