NCC、第3回コスメティック甲子園全国大会を開催

粧業日報 2015年8月24日号 1ページ

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NCC、第3回コスメティック甲子園全国大会を開催
 全国の化粧品専門店の若手経営者・後継者で組織する自主運営組織「NCC若手経営者の会」は8月4日、資生堂美容技術専門学校にて「第3回NCCコスメティック甲子園 全国大会」を開催した。

 2013年にスタートした同大会は、全国の化粧品専門店の店頭スタッフがメークアップ技術を競い合い、日本一を決定する大会として年々その規模を拡大しており、第3回となる今回は、参加対象者をNCC会員店だけでなく、資生堂プラチナショップにも拡大したことから、前年の約3倍となる364名の選手が各地方予選に参加した。当日は、地方予選を勝ち抜いた30名の代表選手が一堂に集結し、日頃培ってきたカウンセリングやメークアップ技術を披露した。

 水田拓哉会長(化粧工房Biji―na)は冒頭の挨拶で、「コスメティック甲子園では、たくさんの店頭スタッフに出場してもらうことを目指し、対象店を3500店あるプラチナショップにまで拡大した結果、参加者数は前回から約3倍に増えた。自身のメークの技術を競い合うこの大会での経験が、今後の店頭でのやりがいやモチベーションアップにつながると信じている。今日までサポートしていただいた周りの人々の思いを胸に、持てる力を存分に発揮して欲しい」と述べた。

 続いて、資生堂プレステージブランド事業本部第1事業部長の田中聡氏が魚谷雅彦社長による応援メッセージの代読とともに挨拶を行った後、水田会長と野村和宏実行委員長が登壇。「メークで生きていくと決めたから。」という大会スローガンを唱和し、コンテストはスタートした。

 大会はカウンセリング(15分)、メークアップ(30分)、審査(20分)の順で行われ、資生堂トップヘア&メーキャップアーティストの西島悦氏や、4名のビューティートップスペシャリストが審査にあたった。審査では「お客様の最高の美しさを引き出すメークアップの提案」をテーマに、モデルの特徴を見極めて違和感のない仕上がりの範囲内でどこまで印象に残る美しさを引き出せるかを審査員が厳しくチェックした。

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