小林製薬、2016年3月期第2四半期は増収増益

粧業日報 2015年11月13日号 3ページ

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小林製薬、2016年3月期第2四半期は増収増益
 小林製薬の2016年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比8.6%増の635億6900万円、営業利益が18.0%増の93億8700万円、経常利益が9.3%増の91億8900万円、半期純利益が10.3%増の60億1400万円で増収増益となった。通信販売事業、グループの桐灰化学が前年を割り込んだが、インバウンド需要や春・秋の新製品、国際事業が業績を牽引した。

 11月4日に都内で開催した決算説明会で、小林章浩社長は注力事業を中心に上期を振り返り、2018年3月期に迎える節目の100期に向けた事業戦略を語った。

 国内家庭用品製造販売事業は、売上高が6.6%増の545億1300万円、セグメント利益が7.8%増の90億700万円、営業利益が9.6%増の91億6700万円となった。

 分野別では、医薬品を中心にインバウンド需要を獲得している「薬粧品分野」が13.0%増の240億3100万円、「Sawaday PINKPINK」「同 香るStick」で付加価値シリーズを拡充している芳香消臭剤などの「日用品分野」が4.2%増の251億600万円となり、事業成長を後押しした。なお、インバウンド需要による売上げを、同社は前年同期比4.9%増の23億円と推計している。

 春・秋の新製品群では、春に発売した歯槽膿漏予防歯ミガキ「生葉EX」、栄養補助食品「ナットウキナーゼEX」などが売上げを牽引しており、秋の新製品ではマスク「はだごこち」、肥満症対策薬「ナイシトールZ」などの初回出荷が好調に推移したという。

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