バスクリン、発売30周年の「日本の名湯」から数量限定のプレミアムタイプ

週刊粧業 2016年1月1日号 66ページ

カンタンに言うと

バスクリン、発売30周年の「日本の名湯」から数量限定のプレミアムタイプ
 入浴剤メーカーのバスクリンは2015年12月、2016年に発売30周年を迎える入浴剤「日本の名湯シリーズ」から、プレミアムタイプ「プレミアム日本の名湯 静寂の湯/至福の湯」(医薬部外品、全2品、ボトルタイプ各400g、販売想定価格498円)を数量限定で発売した。

 「日本の名湯シリーズ」は、1986年の発売以来、温泉の情緒や湯質を忠実に再現し、より本物志向の温泉入浴剤として親しまれている。

 30周年を記念してつくられた「プレミアム日本の名湯」シリーズは、生活者が温泉に求める「湯ざわり」を追求し、同社が80年にわたる温泉研究として訪れた300以上の温泉地の探索と分析から得られた知見をもとに開発された。

 「同 静寂の湯」は、硫酸ナトリウム、炭酸カルシウムを有効成分として配合し、泥湯のような感触と香りで、「あたたまり感」が体感できる温浴タイプの入浴剤だ。

 「同 至福の湯」の有効成分には、炭酸水素ナトリウム(重曹)と硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウムを配合した。気分やすらぐ清らかな香りに包まれながら、アルカリ泉のような「すべすべ感」が体感できる美肌タイプの入浴剤として提案している。

 パッケージは、レギュラーシリーズのような各温泉地の情緒が感じられるデザインではなく、黒や白を基調にした現代風のデザインを採用してプレミアム感を演出した。

 また、観光庁の調べによると、訪日した外国人の約45%が、次回日本を訪れたときにやりたいこととして「温泉入浴」を挙げている。

 入浴剤は、他の日用品に比べてインバウンド需要が今のところ大きくないが、温泉を日本文化の象徴として捉える外国人は潜在的に多く、今後はお土産需要の拡大も期待される。
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