アルビオン、次世代の高級オーガニック化粧品市場創造へ

粧業日報 2016年3月3日号 1ページ

カンタンに言うと

アルビオン、次世代の高級オーガニック化粧品市場創造へ
 アルビオンは2月26日、米国オーガニックスキンケアブランド「インフィオレ」の販売を3月18日より開始するのに先立ち、新規事業発表会を開催した。

 日本一、世界一の高級品化粧品メーカーになることを標榜し、今から60年前の1956年に創業したアルビオンは、日本にまだ高級化粧品専門メーカーが存在しなかった時期から「ブランド価値は自らつくる」という強い信念のもと、「先見性」「本物志向」「独自性」を重視し、素材・技術開発を推進。過去に誰も手掛けなかったことにも果敢に挑み、常に世の女性たちに感動を与え続けてきた。

 今回新たに導入する「MADE IN JAPAN」のインフィオレでは、年率5%以上の伸長を続け、成長余力も大きいオーガニックスキンケア市場(矢野経済研究所推計)において、最先端技術との融合という従来の枠組みにはなかった新たな概念を導入することで、次世代の高級オーガニック化粧品市場の創造を目指す。 

「いつかは本格オーガニックを」という
強い思いを新製品に凝縮



 インフィオレは1999年、薬学や薬草学、調香学をはじめとする古代科学に精通し、好奇心が旺盛で、洗練された個性と感性を併せ持つジュリー・エリオット氏により、モダンオーガニックムーブメントの聖地サンフランシスコで創設された。

 「オーガニック植物の力強さによって女性たちにそれまで体験したことのない美しさやケアする喜びを享受して欲しい」との想いから、インフィオレでは自ら厳しいモノづくりの基準を定め、自然素材にこだわり、世界中から厳選された植物をブレンドしてきた。

 また、ビタミンやミネラル、酵素など植物が持つ栄養素を活きたまま身体に取り入れるリビングフードの考え方を貫き通してきた。

 新生インフィオレは、そのインフィオレ社とアルビオンが互いの化粧品に取り組む姿勢や理念に共感し合うことから立ち上がったブランドであり、オーガニックコスメであることを追求しながらその概念を超えた効果感や使用感を目指していく。

 ブランドコンセプトは「ボタニカルアンチエイジング」で、最先端技術とオーガニック原料などの天然成分を絶妙なバランスで組み合わせることにより、今回、最大限に効果を発揮する処方を導き出した。

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