本州印刷、福岡営業所開設で新規取引先の拡大へ

週刊粧業 2016年3月28日号 8ページ

カンタンに言うと

本州印刷、福岡営業所開設で新規取引先の拡大へ
 本州印刷は、半世紀以上にわたって培ってきた化粧品パッケージ製造の豊富な実績に加え、化粧品・健康食品のパッケージデザインを手がけるグループ会社(ノアプランニング)と連携し、クリエイティブから製造まで一貫した「お客様目線のワンストップソリューション」に強みを持つ。

 近年の受注状況について、陣野公司社長は「2015年度は2ケタ増で推移した」と明かし、好調の要因については「既存のお客様からのご紹介による新規獲得が非常に大きい。地域別では特に関東と九州で得意先が増加している」と語る。

 同社では昨年、受注増にともない本社工場の生産ラインを強化し、主力の紙箱で最新のUVオフセット6色機を導入して生産効率を高めた。また、「化粧品と健康食品に特化した印刷会社に見合う工場づくり」(陣野社長)を推進し、エアシャワーと空調設備を新たに完備したことで本社工場内の衛生面が大きく向上した。

 2016年度の取り組みでは、今年2月に福岡営業所を開設し、新規取引先のさらなる拡大を目指す。製品面では、大手製紙メーカーと共同で新たなパッケージの提案を進めていくほか、不正流通を防止する特殊なパッケージ加工の提案などを強化していく方針だ。

 「今年度は『個人の成長が会社の成長』を掲げ、社外から講師を招いて社員のスキルアップを図る勉強会や幹部研修会にも注力していく。当社は部長が1人しかいない若い会社なので、幹部になる人材をいかに育成していけるかが今後の成長で大きな鍵となる」(陣野社長)
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