【日用品アンケート調査2016】20代・30代女性が求めるヘアカラーとは

週刊粧業 2016年7月11日号 39ページ

カンタンに言うと

【日用品アンケート調査2016】20代・30代女性が求めるヘアカラーとは
美容室との併用率が微増
過去経験者の再獲得に課題

 まず、ヘアカラーの「使用状況」について、「使用したことはない」は34・2%で、6割以上の女性が髪を染めた経験を持っている。(2016年度 消費者調査データ 質問項目・ローデータ購入 詳細ページはこちら

 前回調査で約4割を占めた「いつも美容室を利用している」(34・0%)は減少したものの、女性のカラーリングは依然として美容室で行うのが主流になっている。「家庭用ヘアカラーを使用している」(9・0%)は前回より5・7P減少して1割を切った。減少した理由については、後述する設問(5)の商品不満の上位項目を確認してもらいたい。

 一方、家庭用ヘアカラーと美容室の利用を併用している女性は前回より1・2P上昇して8・5%となった。全体をキレイに染める時は美容室を利用し、その後は家庭用ヘアカラーで対応するなど、より経済的にカラーリングを行う女性が増えてきたともいえる。

 また、「家庭用ヘアカラーを以前使用していたが、現在は使用していない」は、3年前(14・1%)とほぼ変わらず14・3%となった。

 今後は、この髪を染めることから一度離脱した層の再ユーザー化に向けた各メーカーの取り組みが市場拡大のポイントになりそうだ。

あと76%

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