韓国化粧品の最新トレンド、新境地の確立で復活劇に期待

週刊粧業 2016年11月21日号 1ページ

カンタンに言うと

韓国化粧品の最新トレンド、新境地の確立で復活劇に期待
 韓国化粧品はここ数年低調だと言われていたが、BBやCCクリームに続いて登場したクッションファンデーションをはじめとする高機能アイテムがヒットし、復活基調へと転じつつある。

 今やクッションファンデーションは百貨店の外資系ブランドや国内メーカーまで飛び火し、今月にはグローバルブランド「SHISEIDO」からも発売されるなど、一大ムーブメントを巻き起こしている。

TV通販で好セールス
店頭でもヒットが続々

 大韓化粧品産業研究院によると、2015年の韓国からの化粧品輸出額は前年比55.3%増の29億1010万ドルと、大幅な伸びを達成した。

 その内訳をみると中国が11億7217万ドル(前年比101.5%増)と全体の4割を占め、以下、香港、米国、台湾、日本と続く。前年4位だった日本は1億3779万ドル(前年比4.8%減)と、5位に転落した。このように輸出上位国の急成長ぶりには目を見張るものがある。

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