ポーラ、B.A新製品発表会を開催

　ポーラは12月5日、2019年2月1日に「B.A」から投入するサプリメント「B.Aタブレット」（60粒約30日分7000円、180粒約90日分1万8000円）、美容ドリンク「B.Aリキッド」（20mL×12本8800円）の新製品発表会を開催した。

　同社では、からだの内側から全身の肌を美しくするための研究を進める中、肌の奥にあり皮下組織の大部分を占める「脂肪細胞」に着目。脂肪細胞が発するメッセージ物質「アディポサイトカイン」が肌に与える影響を調べたところ、アディポサイトカインの1種「ケメリン」（加齢・過度な運動・喫煙・肥満・ストレス等で発生）が全身の表皮・真皮・皮下組織で、肌のうるおい・ハリ・立体感に必要な成分を生む力を低下させていることを業界で初めて発見した。

　今回の発見を受け同社では、「ケメリン」の産生を抑制することにより、表皮の「うるおい低下」、真皮の「ハリ低下」、皮下組織の「立体感低下」が同時に改善し、生命力が湧き上がるような肌になることが期待できるとしている。

　「脂肪細胞に働きかけて『ケメリン』の産生を抑えるエキスを探索した結果、100種類もの組み合わせの中から、クルミポリフェノールとケンポナシからなる複合エキス『Ch-Aエキス』にたどり着いた。実際、このエキスを脂肪細胞に添加すると、『ケメリン』の発現量が50％減少した。こうした優れた効果を最大限発揮させるべく、今回はスキンケアではなく、インナーケアでの製品化を目指した」（B.Aリサーチセンター開発マネージャー三谷信氏）

　「B.Aタブレット」と「B.Aリキッド」には、共通成分として同社オリジナル複合成分「Ch-Aエキス」のほか、YACエキス、ＳＡＲエキス、ハーブカルテット、オリーブ果実エキス、コラーゲンペプチドを配合。さらに、限定成分として「B.Aタブレット」にはプロテオグリカン、「B.Aリキッド」にはヒアルロン酸を配合している。