ライオン、「おおさかストップ温暖化賞」大阪府知事賞を受賞

粧業日報 2019年2月19日号 5ページ

ライオン、「おおさかストップ温暖化賞」大阪府知事賞を受賞
 ライオン(掬川正純社長)は、大阪府が主催する平成30年度「おおさかストップ温暖化賞」において、最も優れた取り組みを実施した事業者として大阪府知事賞を受賞した。

 なお表彰式は、2月14日に大阪府公館(大阪市中央区)にて行われた。

 「おおさかストップ温暖化賞」は、温暖化の防止等について特に優れた取り組みをした事業者を大阪府が表彰するもので、同社では、大阪府内に有する2つの事業所(大阪工場(堺市)・大阪オフィス(大阪市))において温室効果ガスの削減に取り組み、削減率17.4%(原単位ベース、平成28年度比)を達成したことなどが評価された。

 同社では2013年に環境目標「Eco Vision 2020」を策定し、「低炭素社会の実現」「循環型社会の実現」「自然との共生」を目指した取り組みを進めている。

 大阪工場では、工場長を委員長とする環境委員会のメンバーが中心となって温室効果ガス排出削減の取り組みを推進。全従業員参加型の省エネ活動、製造プロセスの変更や生産品種の変更によるエネルギー使用量の削減、省エネ型設備・機器の導入や機器の運用改善などを行っている。

 一方、大阪オフィスでは、省エネ・環境配慮型のビルへ移転することでエネルギー使用量の削減を行っている。
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