粧業日報 2024年11月5日号 5ページ
ライオンは10月24日、兵庫県明石市とハブラシリサイクルに関する協定を締結した。協定締結により、両者はハブラシを「捨てる」から「リサイクルする」習慣となるよう、社会に根付く活動になるよう、連携していく。
同社は、1969年4月より明石市内にハブラシを生産する工場を構え、現在、同社のハブラシの約6割を生産している。また、ハブラシを製造・販売するトップメーカーとして、「循環し続けるプラスチック利用」を目指し、行政の資源回収事業と連携したハブラシリサイクル活動を実施している。今回の取り組みは、墨田区(2020年)、板橋区(2022年)、台東区(2023年)に続いて4例目となる。
明石市では、2024年1月に「明石市一般廃棄物処理基本計画」の改定を行い、新ごみ処理施設の稼働に合わせてプラスチック分別を開始すると定めている。
資源循環型社会の実現を目指していることから、今回、プラスチックリサイクルの促進に向けて協定を締結することになった。使用済みハブラシの回収は、明石市内の公共施設など、計12カ所に回収ボックスを設置して行う。集まったハブラシは、指定リサイクル関連企業にて再資源化し、明石市民に役立つプラスチック再生品などに還元する。また、環境教育の実施や環境イベントへの出展などを予定しており、ハブラシリサイクルが習慣となるよう、働きかけていく。
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この記事は粧業日報 2024年11月5日号 5ページ 掲載
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