TPCマーケティングリサーチ、2018年の国内化粧品OEM市場規模を調査

粧業日報 2019年2月25日号 4ページ

TPCマーケティングリサーチ、2018年の国内化粧品OEM市場規模を調査
 TPCマーケティングリサーチは、化粧品OEM企業の事業戦略について調査を実施し、その結果を発表した。

 2017年度の国内化粧品OEM市場は、前年度比8.3%増の3176億円となった。

 同市場は、インバウンド需要による外国人観光客の消費が依然として活発であるほか、越境ECや輸出などアウトバウンドが追い風となっていることから、この5年で約1.4倍に伸長している。

 また、近年はメイドインジャパンの化粧品が海外市場でも高い評価を得ており、外資メーカーや海外の現地企業からの受注は増えていることも、市場拡大に寄与している。

 さらに、化粧品のアウトソーシング化、ファブレス化が進んでいることを背景に、主要各社は提案力を強化し、売上増につなげている。

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