2018年の男性化粧品市場、猛暑で需要拡大

週刊粧業 2019年6月17日号 1ページ

2018年の男性化粧品市場、猛暑で需要拡大
 男性化粧品の大手マンダムによると、2018年度の男性化粧品の市場規模(ネット販売を除く)は、前期比1.6%増の1155億100万円となった。

 2019年4月に発表されたTPCマーケティングリサーチの調査結果では、2017年度の市場規模が2.8%増の1658億円となっている。

 これらを総合すると、市場は2017年から2018年にかけて、引き続き好調に推移しているようだ。今特集では、この成長市場における各社の動向を探っていく。

猛暑による需要拡大が追い風
スキンローションが2ケタ成長

 前述のマンダムの発表をカテゴリー別(売上)にみると、スタイリング剤が2.8%減の217億4900万円、育毛剤を含むスカルプケアが0.1%減の444億7100万円、フェイスケアが5.1%増の246億200万円、ボディケアが5.5%増の246億8000万円となっている。

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