小林製薬、2019年秋の新製品で初年度売上43億円めざす

粧業日報 2019年7月16日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 今秋は消費増税を控え、10月以降に新製品発売を集中
  • そばかす対策クリームを発売、インバウンドは国別で売れ筋品の提案強化
小林製薬、2019年秋の新製品で初年度売上43億円めざす
 小林製薬は7月4・5日、都内で「2019年秋の新製品内覧会」を開催し、漢方薬シリーズ「漢方ヒロレス」(第2類医薬品、全4種、各約7日分2800円、10月23日発売)を中心に全国発売する新製品19品目で初年度売上高43億円を目指すと発表した。

 同社の新製品発売品目数は春より秋の方が多い傾向にあるが、今春は新製品を例年よりも少ない10品目に絞り込んでいた。同社広報は「ここ数年は発売製品の『育成』も重視し、新製品開発のハードルを高く設定してきた。育成ノウハウも蓄積されてきており、今秋は開発のハードルを少し下げた。アイテム追加なども含めてこの秋は発売品目が多くなっている」と説明した。

 また、例年は8~9月にかけて発売する新製品が多いが、今秋は消費増税を控え、3品目以外は10月以降に発売する。

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