化粧品専門店アンケート2019、頼れるブランドと協力体制の強化へ

週刊粧業 2019年10月21日号 6ページ

化粧品専門店アンケート2019、頼れるブランドと協力体制の強化へ
 化粧品専門店の回答18社が出店している立地は、「住宅地単独店」が44.4%、「SC・駅ビルのテナント」と「大型商店街」が27.8%という構成で、「商圏における最大のライバル業態」は「ドラッグチェーン」(35P)、「化粧品専門店」(31P)、「通販」(19P)が上位を占めた。以下、「GMS」(11P)、「百貨店」(9P)、「スーパー」(3P)、「ホームセンター」(3P)、「コンビニ」(2P)と続く。

 回答店舗の立地構成が異なるため単純比較はできないが、昨年の前回調査(回答22社)との比較では、「ドラッグチェーン」(以下「ドラッグ」)を競合業態とする見方は大きく変わっていない。

 また、同業である「化粧品専門店」は前回の5位(12P)から2位に上昇し、競合と捉える傾向が強まっている。

 競合業態の出店状況は、化粧品専門店と百貨店が減少傾向にある一方で、「ドラッグ」の店舗数は増加傾向が続いている。

 日本チェーンドラッグストア協会が発表した業界推計によると2018年度は694店舗増(前年度比3.6%増)の2万228店舗となり、大手チェーンを中心に、出店ペースが加速している状況だ。

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