ライオン、容器・包装メディアセミナーを実施

粧業日報 2019年11月25日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 容器開発では「環境配慮」「使い勝手のよさ」を重視
  • 業界の垣根を越えた環境対応技術開発へ

ライオン、容器・包装メディアセミナーを実施
 ライオンは11月18日、同社の容器開発研究を紹介するため、同社平井事業所において、「容器・包装メディアセミナー」を開催した。

 当日は、容器・包装技術研究所 槇村泰廣所長が「容器開発における考え方」について、同研究所 佐藤剛氏が「環境配慮の取り組み」について、同研究所 宮下裕佑氏が「ユーザビリティからの新しい容器開発」について説明した。

容器開発では「環境配慮」「使い勝手のよさ」を重視

 同社では、「容器+生産技術(ECM)エンジニアリングチェーン」(調査、企画、開発、生産化検討、試作、量産化)を縦軸に、「容器開発(SCM)サプライチェーン」(材料、加工、調達、充填・包装、物流、販売)を横軸に据え、2つのチェーンをマネジメントすることにより、容器開発につなげている。

 また、顧客の使用性・つめかえ性という「使用時の視点」や、使用する材料の樹脂量と廃棄までを見据えた「環境配慮の視点」も盛り込んで、新たな容器開発に取り組んでいる。

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