バスクリン、タンニン酸を配合した薬用入浴剤を発売

粧業日報 2020年3月25日号 6ページ

バスクリン、タンニン酸を配合した薬用入浴剤を発売
 バスクリンは3月4日、汗などによる肌トラブルに着目し、植物成分「タンニン酸」を配合した薬用スキンケア入浴剤「バスクリン メディカルAD」(医薬部外品、ボトル400g・分包40g、ともにオープン価格)を発売した。

 暑くなり汗をかきやすくなる春から夏にかけて、かゆみ、あせも、しっしんなど敏感肌に悩む生活者に、気づきを与える店頭販促や売場提案を行い、新規ユーザーの獲得を図る。

 保湿成分として採用した「タンニン酸」は、フシノキ(ウルシ科の木)にできる五倍子(虫こぶのようなもの、生薬成分)の植物成分で、医薬品ではかゆみ止め治療薬などにも使用されている。

 同社は広島大学との14年間の共同研究を経て開発した。

 タンニン酸以外に、甘草エキス、べにふうき茶エキスといった保湿成分も配合しており、入浴効果を高め、首もと・ひじの内側、腹まわりなど汗が溜まりやすく、全身のトラブルになりがちな肌をやさしくいたわり、あせもやしっしんなどの症状を和らげる。

 パッケージデザインは、「汗をかきながら頑張る人をサポートする」というコンセプトに合わせて、汗や乾燥などによるかゆみ止め治療薬などの「ムヒ」ブランドを展開する池田模範堂(本社=富山県)とコラボレーションした。

 同日、「バスクリン世界紀行」シリーズから「イタリア青の洞窟」(医薬部外品、600g、オープン価格)を数量限定で発売した。

 同品は南イタリア産レモンエッセンシャルオイルを配合しており、15年に一度、数量限定発売している。レモンのみずみずしい香りはシリーズ企画品の中でも特に人気が高く、再販を望む声が多かった。
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