2020年エステティック業界、他業種との連携が市場拡大の鍵に

週刊粧業 2020年4月6日号 1ページ

2020年エステティック業界、他業種との連携が市場拡大の鍵に
 エステティック業界は直近10年間ほぼ横ばいで推移しており、矢野経済研究所の推計では2019年のエステティック業界の市場規模は前年度比0.3%増の3599億円となっている。

 ここ5年ほど市場を支えてきた脱毛市場では、美容医療の進出・低価格化により競争が激化しており、美顔や痩身・ボディ市場についても美容医療やスポーツジム、美容家電などと競合するようになってきている。

 エステティック業界の発展と向上を推進する「エステティックグランプリ」(以下、エスグラ)発起人の一人であり、人気オーガニックエステティックサロン「フルーツルーツ」経営者としても知られる榎戸淳一氏に、エステティック業界の現状と今後の展望を伺った。

一番の課題は「人手不足」
労働環境改善の動きも

 ――近年の業界動向を教えてください。

 榎戸 近年のエステ業界における一番の課題は人材不足で、数多くのサロンと関わりがあるが、ほぼ100%が「人が足りない、集まらない」と話している。

 非常勤講師を務める美容専門の短大で学生を見ていても、エステティシャン志望者が減っていると感じる。

 業界の5年後や10年後を考えると今以上に厳しくなるのではないか。

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