ライオン、オーラルケアに関する技術説明会を開催

粧業日報 2020年7月15日号 3ページ

ライオン、オーラルケアに関する技術説明会を開催
 ライオンは6月24日、「オーラルケアに関する技術説明会」を開催した。

 当日は、オーラルケア研究所の飯島浩氏が「人生100年時代を見据えたオーラルケアの重要性」について、口腔健康科学研究所の江頭健二氏が「歯周病予防成分の新たな作用の発見」について説明した。

 静岡県歯科医師会が8020達成者(80歳になっても歯を20本以上保っている人)に行った調査では、非達成者に比べて「趣味」「旅行」「散歩」「仕事」をしているときが楽しいと答える人が多く、「歯を残すことは人生100年時代を楽しく生きるためにますます重要になっている」(飯島氏)という。

 1人あたりの平均喪失歯数(永久歯)は、50代で3本、60代で6本となっており、50代・60代女性への調査ではオーラルケアを「やっておけばよかった項目」の2位(36%、1位は「貯金」で53%)に挙げている。

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