資生堂、太陽光強度のブルーライトが肌に悪影響を与えることを確認

粧業日報 2020年10月1日号 3ページ

カンタンに言うと

  • バイオフォトン(UPE)測定でブルーライトカット技術の効果を可視化
資生堂、太陽光強度のブルーライトが肌に悪影響を与えることを確認
 資生堂は、皮膚中成分の分析により、太陽光強度のブルーライトが肌に悪影響を与えることを確認した。また、同社が開発してきたブルーライトをカットする技術の効果を可視化することにも成功した。

 今後、得られた知見を活用し、ブルーライトから肌を守り、健やかで美しい肌へ導く製品開発を進めていく。

 ブルーライトとは、目に見える可視光線の中でも、波長が短く、比較的強いエネルギーをもつ光で、昨今、身体への影響は指摘されはじめているが、そのメカニズムなどは詳細に解明されていない。

 同社の調査では、太陽光中に含まれるブルーライトは、室内の照明やパソコンやスマートフォンなどから発せられるブルーライトと比較しておよそ数百倍の強度があることが判明していることから、太陽光強度のブルーライトが肌に与える影響について研究を進めた。

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