ライオン、コロナ禍の変化に即応した2021年春の新製品を紹介

粧業日報 2021年2月1日号 1ページ

カンタンに言うと

  • キレイキレイを「手洗いブランド」から「衛生ブランド」へと進化
  • 「ソフラン プレミアム消臭」は進化した防臭力をアピール
  • キレイキレイは菌の体内侵入を防ぐ衛生行動を全方位で充足
  • メソッドは「部位で選べる」「自分で治せる」を訴求
ライオン、コロナ禍の変化に即応した2021年春の新製品を紹介


メソッドは「部位で選べる」「自分で治せる」を訴求

 薬品分野では、デリケートエリアなどのかゆみ・かぶれを治す皮膚薬として、クリームタイプの「メソッド UFクリーム」(第2類医薬品、12g希望小売価格1280円)と、シートタイプの「メソッド シート」(第3類医薬品、7枚入り希望小売価格600円)を3月3日より発売する。

 メソッドシリーズは2020年、かゆみ薬市場のポテンシャルに着目し、適材適所を提案するブランドとして市場導入され、シリーズ一体陳列の品揃えのもと、薬剤師の紹介のないセルフでの購入場面でも買いやすい売場提案を行ってきた。

 その成果として、何を使えばわからない層、間違った皮膚薬選びをしていた層、複数のかゆみ部位を有する層の支持を獲得し、新規獲得、単価アップ、高併売率につなげた。

 実際、かゆみ薬市場全体の伸長率は108%、シリーズ一体陳列を実施した企業の伸長率は118%となるなど、メソッドを通じて市場拡大につながっているという。

 同社では、売場や情報提供ツールを通じて「かゆい部位で選べば間違いない」というコミュニケーションを行ったことが成功のポイントだったと捉え、2021年もこの戦略をさらに強化していく。

 「2021年のメソッドは『部位で選べる』『自分で治せる』という新メッセージを掲げ、コロナにより皮膚科受診をためらい、OTC医薬品でセルフケアしたいというニーズが増加することに対応していく。新製品2品は、かゆみ有訴者の85%が複数部位をかゆいと訴え、中でもデリケートエリアではかゆみ有訴者の97%が複数部位をかゆいと訴えていることに着目した。デリケートエリアに対応した商品をシリーズに加えることで、さらなる併売促進につなげていく」(同社)
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