ファンケル2021年3月期第3四半期決算、減収減益

訪販ジャーナル 2021年2月15日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 第3波の影響で回復に遅れ、通期業績を下方修正
ファンケル2021年3月期第3四半期決算、減収減益
 ファンケルの2021年3月期第3四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比12.8%減の860億9500万円、営業利益が30.4%減の86億8600万円、経常利益が29.9%減の88億4400万円、純利益が28.9%減の61億5900万円となった。

 売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による国内・インバウンド需要の落ち込みに加え、前年同期は消費増税前の駆け込み需要(約22億円)があったことにより、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が減収となったことが響いた。

 営業利益は、販管費にて広告宣伝費の効率的な運用(30億1500万円)に努めたほか、店舗歩合・家賃などの変動費(19億1900万円)が減少したものの、売上減による売上総利益の減少(90億2900万円)などにより減益となっている。

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