ポーラ・オルビスHD、2020年12月期決算はコロナ禍で減収減益

訪販ジャーナル 2021年3月1日号 3ページ

ポーラ・オルビスHD、2020年12月期決算はコロナ禍で減収減益
 ポーラ・オルビスホールディングスの2020年12月期連結業績(日本基準)は、売上高が前期比19.8%減の1763億1100万円、営業利益が55.8%減の137億5200万円、経常利益が58.9%減の125億7900万円、当期純利益が76.5%減の46億3200万円となった。

 グループ全体では、新型コロナウイルスの感染拡大により店舗事業が苦戦し、2ケタの減収減益となった。

 委託販売・百貨店では、緊急事態宣言の発出により休業・時短営業を余儀なくされたほか、外出自粛・非接触が求められる中、新客獲得は厳しい状況が続いた。

 こうした中、国内では店舗事業を主力とするポーラ、育成ブランドとも積極的にECを推進し、売上はポーラが前期比60%増、THREEが90%増となった。

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