コーセー、創業75周年を迎え環境課題への取り組みを強化

　コーセーは、シーズン中に売り切れなかった商品を、求めやすい価格で提供することを通じ、SDGsの12番目の目標「つくる責任つかう責任」が目指す持続可能な生産消費形態について顧客と一緒に考えながら、地球環境保全や循環型社会の実現を目指す「KOSÉ Green Bazaar」を、10月1日より本格始動した。

　同社では、環境、社会、人権に関わる課題へ取り組みながら、新たな価値づくりを強化していく取り組みの一環として、Maison KOSÉ（銀座・表参道・オンラインサイト）にて、「KOSÉ Green Bazaar」を本格的に展開することにした。

　「KOSÉ Green Bazaar」は、「考えよう。人と地球の美しさ。」をコンセプトに掲げ、自身の美しさを目指すとともに、地球の美しさも考える場として利用者に環境課題への理解を深めてもらいつつ、シーズン中に売り切れなかった商品を求めやすい価格で提供する。購入するだけでエコにつながるほか、環境について学んでもらうことで、もっとエコな社会を顧客とともに実現していく。

　この取り組みは Maison KOSÉ銀座と Maison KOSÉオンラインサイトにて継続的に、Maison KOSÉ表参道では期間限定で、2021年4月より実証実験を行ってきたが、商品を無駄にせず、多くの顧客に手軽な価格で楽しい買い物機会を提供するとともに、一緒にエコな活動を実践することができた。また、多くの賛同の声が寄せられたことから、今回、定常的に実施していくことにした。

　店舗では、環境保全にまつわるクイズや情報を掲示、Maison KOSÉオンラインサイトでもポップアップバナーでクイズを表示し、商品購入そのものがエコにつながるだけでなく、店舗への来店、オンラインサイトへのアクセスそのものがエコな活動に興味をもち、気軽に実践してもらうきっかけとなることを目指す。