ポーラ、「がんアライアワード」において3度目のゴールドを受賞

　ポーラは、がんを治療しながら働く「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が発表した第4回「がんアライアワード2021」でゴールドを受賞した。これにより、3年連続3度目のゴールド受賞となった。

　受賞にあたっては、他社や他団体との連携を継続して進め、さらに発展させている点が評価された。審査員からは「お店でできるアクションを明確化し、教育プログラムの構築、ウェビナーでの研修を開始するなど、新たな取り組みを推進している。また、自社の知見やノウハウを積極的に社会に還元しようという姿勢が伝わってくる」といったコメントが寄せられた。

　選考会においては、各企業の制度・風土を含めて審査を行い、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の各賞が付与された。2021年は「ゴールド」21社、「シルバー」19社、「ブロンズ」4社の合計44社が選出・表彰が行われた。

　ポーラの「がん共生プログラム」は、がんに罹患した同社で働く仲間が仕事を諦めることなく、「就労と治療」の両立をいかに実現できるかを考え、設計されたプログラムで、従業員とその家族、ビジネスパートナーである約3.5万名（2020年12月末時点）のビューティーディレクターに向けて2018年4月より開始し、「がんに対する理解を深める」「安心してがんと向き合う」「経験を大切に学ぶ」の3つをテーマに、がんがより身近なものであるという意識を高める様々な活動を行っている。