コスメテックジャパン、市場創造型OEMとして様々な提案を

週刊粧業 2022年2月28日号 12ページ

コスメテックジャパン、市場創造型OEMとして様々な提案を
 コスメテックジャパンは市場創造型OEMとして、コロナ禍も新たなニーズに応える提案を行ってきた。代表取締役の藤本謙介氏に話を伺った。

 ――2021年を振り返るといかがでしょうか。

 藤本 2021年は、前年比114%と好調な数字で着地した。こうした時代だからこそ、人々のニーズに応える提案を行っていくべきだと考えている。

 2020年4月には、「コロナに負けるな企画」を立ち上げ、コロナ禍だからこそ必要とされる製品を提案した。そのほかにも、バーチャル展示会など、様々な取り組みを行ってきた。

 当社では、パーパスとして「ZERO to ONE」を掲げているが、これは当社のあり方を明確に表している。受け身のOEMではなく、お客様のニーズを汲みながら、市場を創り出していくことこそが私たちの存在意義でもある。

 市場の変化はピンチでもありチャンスでもある。コロナ禍は、新たなビジネスの機会が数多く転がっている状況ともいえるだろう。

 ――新経営体制となりましたが、今後についてお聞かせください。

 藤本 昨年末からは、桃谷順天館グループの会長兼CCO(チーフ カルチャー オフィサー)も務めており、グループ全体の企業文化をつくっていく役割を担っている。

 コスメテックジャパンでは、引き続き代表取締役として事業戦略やマーケティング戦略を牽引しているが、新たにこれまで研究所の所長と工場長を歴任してきた、和田寛も取締役社長として就任した。

 先の読めないVUCAの時代を生き抜くため、知見や技術を集結し、グループ全体でより円滑でスピーディーな商品開発を可能にすべく、研究・工場のスペシャリストを社長に置いた。新たな経営体制を通じて、さらなる発展を目指していく。
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