新日本製薬、スペイン甘草の新品種を品種登録

訪販ジャーナル 2022年4月11日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 大学との共同研究により実用栽培が可能に
新日本製薬、スペイン甘草の新品種を品種登録
 新日本製薬は、従来のスペインカンゾウと比べ、草丈が高く、根の収穫量が多いなど区別性のあるスペイン甘草「新日本製薬GG01」(登録番号:29026)を大阪医科薬科大学と共同研究し、このほど、日本で初めてスペイン甘草の新品種として登録された。

 新品種「新日本製薬GG01」は、日本薬局方に規定されたグリチルリチン酸含有基準値2.0%へ到達が可能で、かつ植栽から1年半という短期間で多量の収穫ができるという。ビューティ領域では抗炎症作用、美白効果、ヘルスケア領域では内臓脂肪の減少、筋肉量の増加といった効果が期待できるという。

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