カンタンに言うと
オリジナル化粧品ブランド「マナラ」を開発・販売するランクアップは、以前からあった「縦横のサイズは大きいが高さ(厚み)が小さいものが含まれると最適な便種を設定できない」という問題を解決すべく、アルゴリズムを用いて最適な箱を計算するシステム「箱かるくん」を開発した。
これまでにない便種最適化システムとして特許を出願している。
同社では、受注管理システムに登録した製品の「比重」を基準に便種設定を行っていたが、複数商品を組み合わせて発送する場合、特にタイツのように縦横のサイズは大きいが、高さ(厚み)が小さいものが含まれると最適な便種を設定できないという問題があった。
そこでこの問題を解決すべく、アルゴリズムを用いて最適な箱を計算するシステム「箱かるくん(便種最適化システム)」を開発した。
商品ごとに設定された3辺(高さ×幅×奥行)と箱マスタに登録されている箱サイズを比べて、どの箱にどのように入れるのが最適かを判断する。DBL法、3BF法という2つのアルゴリズムが使用されており、商品数(4個以下はDBL法、5個以上は3BF法)に応じて、使用するアルゴリズムが変化する。
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この記事は訪販ジャーナル 2024年11月11日号 8ページ 掲載
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