日本メナード化粧品、独自のシワ改善有効成分で初の商品化

訪販ジャーナル 2023年7月24日号 7ページ

日本メナード化粧品、独自のシワ改善有効成分で初の商品化
 日本メナード化粧品は9月21日、シワを改善する新規有効成分「VEP-M」を配合した薬用美容液「薬用ラインズリセット」(医薬部外品、45mL・2万2000円、20mL・1万1000円)を発売する。

 「VEP-M」の「シワ改善」の承認取得後、初めてとなる商品化で、「日本初VEP-M配合」美容液として、シワ改善化粧品市場の活性化に寄与していく。

 1960年代からシワ研究をスタートした同社は、独自に研究を進める中、高い抗酸化力を持つ「ビタミンE」の効果に注目した。

 水に溶けにくい性質のビタミンEを、スキンケア製品へ高濃度で配合することを目指し、ビタミンE誘導体の開発に着手して約30年になる。リン酸(P)と結合させることで安定性を高め、水に溶けやすい安定化ビタミンE誘導体「VEP-M」(dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムM)の開発に成功した。

 VEP-Mは、加齢や紫外線などの影響で減少するセラミドやヒアルロン酸を生み出し、表皮の柔軟性を高めることでシワを改善する効果が認められ、2021年にシワ改善の新規有効成分として承認を取得した。これまでの研究で、肌あれ予防効果や、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ効果の承認を得ている。

 同社が20~70代女性609名を対象に行った調査では、シワに悩んでいる人の約75%が、2カ所以上の部位のシワを気にしている、そして、シワだけでなくハリや弾力のなさにも悩んでいることがわかっている。

 調査結果などから、同社は、シワを改善したい人は顔全体のケアが必要だと捉えており、「薬用ラインズリセット」には、VEP-Mの他に構造型コラーゲン、可溶性コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分も贅沢に配合した。シワを改善し、透明感やハリ感のある肌へと導く。
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