True Data、脱マスクでメークアップが伸長

粧業日報 2023年10月31日号 3ページ

カンタンに言うと

  • ヘアメークの増加傾向が継続
True Data、脱マスクでメークアップが伸長
 True Dataでは、約6000万人規模のID-POS(小売店の購買)データに基づき、化粧品市場の消費動向を分析している。

 2022年~2023年8月の主なトピックについて、データマーケティング専門部長兼営業グループ長の宮本隆氏とアナリティクス&テクノロジー部アナリティクス・ソリューショングループ アナリストの的場徹氏に話を伺った。

 ――2022年と2023年上期の消費動向について振り返っていただけますか。

 的場 まずはカテゴリー別に商品の売れ行きを表す買い物指数(来店者数100万人あたりの売上高)を昨年比にて振り返ると、22年~23年上期を通して、「ヘアメーク」「メークアップ化粧品」「ボディケア化粧品」が前年より売上を伸ばしている。

 一方、「インバスヘアケア」「男性化粧品」「化粧小物」は21年からほぼ横ばいで、「フレグランス」「ヘアカラー」は22年、23年上期のいずれも前年割れとなった。

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