株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林一俊)は、慶應義塾大学医学部皮膚科学教室に開設した、「コーセー スキンケア・アレルギー予防医学寄附講座」の3年間にわたる研究を通じて得られた最新の知見を広くお伝えすることで、多くの方々のQOL(Quality of Life)向上の一助となることを願い、2017年3月12日(日)に一般向けの無料公開講座を開催します。
開催概要
テーマ:「知れば納得。スキンケアでアレルギー予防 ~今日からはじめる家族の健康習慣~」
日 時: 2017年3月12日(日)13:00~16:00(開場12:30)
場 所: よみうり大手町ホール 東京都千代田区大手町1-7-1
定 員: 400名(先着順/定員になり次第受付は終了)
参加費: 無料
主 催: 株式会社読売・日本テレビ文化センター
共 催: コーセー スキンケア・アレルギー予防医学寄附講座
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室
株式会社コーセー
※小さなお子様と一緒にご覧いただけるスペースをご用意しています。
※参加者全員にコーセーの化粧品サンプルをご用意しています。
「コーセー スキンケア・アレルギー予防医学寄附講座」開設の背景
近年、体内に侵入した特定の抗原に対して免疫反応が過剰に起こる疾患であるアレルギー疾患患者が急増しており、多くの人にとって
QOLを損なう要因となっています。
身体の最も外側にある皮膚の角層は、外部から体内への異物侵入を防ぐ“バリア”として重要な役割を担っています。
最新の研究から、この角層のバリアが崩壊すると、アレルゲンなどの異物が肌内部に侵入しやすくなり、喘息・食物アレルギー、花粉症などの全身性のアレルギー疾患の発症を引き起こす原因となることが分かってきました。
コーセーは、2007年より新たな事業領域への取り組みとして、「医療(美容医療)分野との関係深化」を掲げ、化粧品が従来の化粧品の枠を超えて、世の中に貢献できるよう、新規分野の研究も精力的に進めてきました。
そのような中、約30年にわたって共同研究を進めており、皮膚バリアや皮膚の免疫で優れた研究を行っている慶應義塾大学医学部皮膚科学教室・天谷雅行教授の、「スキンケアによる効果的なアレルギー予防法を普及させたい」という考えに共感し、本研究領域の活性化、人材の育成、社会への情報発信の促進に向けて、2013年に「コーセー スキンケア・アレルギー予防医学寄附講座」を開設いたしました。
◆2013年12月16日付リリース
「コーセースキンケア・アレルギー予防医学寄附講座」開設のため、慶應義塾大学医学部に寄附を実施
コーセー スキンケア・アレルギー予防医学寄附講座 <概要>
寄附者名:株式会社コーセー
設置期間:2013年10月1日~ 開設
講座主任:慶應義塾大学医学部皮膚科学教室 天谷 雅行 教授
設置目的:
皮膚バリア機能障害の観点からアトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーなどのアトピー性疾患の病態を解明し、スキンケア、バリアケアによるアトピー性疾患発症予防法、抑制法を社会普及させるための人材を育成する。また、アトピー性疾患の発症における皮膚バリアの重要性、その機序を学部学生、大学院生、研修医、皮膚科専修医に教育し、社会に対して情報発信をする。
◆掲載URL(慶應義塾大学医学部): http://www.med.keio.ac.jp/kifukouza/kifukouza.pdf