日本の化粧品メーカーの売上ランキングを把握するためには、主要なメーカーの売上データを比較する必要があります。
具体的な数値やデータについては、公表されている企業の財務報告や業界レポートを参考にするのが良いでしょう。
以下に主要メーカー売上ランキング【上場企業(化粧品業界)】を掲載します。
化粧品メーカーで最大手の企業は、日本では資生堂、グローバルではロレアルになります。
資生堂は世界の化粧品業界において第6位にランクインしています。同社は世界中で広く展開しており、2023年には約81億ドルの売上を達成しています。
資生堂は1872年に設立され、長い歴史と豊富な経験を持つ企業として知られています。資生堂の製品は、スキンケア、メイクアップ、フレグランスなど多岐にわたり、国内外で高い評価を受けています。
特にプレステージセグメント(クレ・ド・ポー ボーテ、NARS、Drunk Elephantなど)の売上が好調です。また、資生堂は150周年を迎え、さらなる成長を目指して新製品の開発や持続可能な取り組みを進めています。
ロレアルは世界で最大手の化粧品メーカーです。2023年の売上は約440億ドル(411億ユーロ)を誇り、他の化粧品企業を大きく上回っています。
ロレアルはフランスに本社を構え、メイベリン、ガルニエ、ランコム、キールズ、アーバンディケイ、エッシーなど多くの有名ブランドを所有しています。
ロレアルは、150か国以上で事業を展開し、メイクアップ、ヘアケア、スキンケア、フレグランスなどの広範な製品ラインを持っています。また、持続可能性にも力を入れており、2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減する目標を掲げています。
韓国の化粧品メーカーで最大手はアモーレパシフィックになります。
アモーレパシフィックは、Sulwhasoo、Laneige、Innisfree、Etude Houseなど、さまざまな人気ブランドを保有しています。これらのブランドは、高級スキンケアから手頃な価格のメイクアップ製品まで幅広くカバーしており、多くの消費者に支持されています。
韓国国内だけでなく、アジア、北米、ヨーロッパなどの国際市場にも積極的に展開しています。これにより、売上を大きく伸ばしています。
高品質な製品と先進的な技術に注力。特に、自然由来成分を使用した製品や、最新のスキンケア技術を取り入れた製品が多くの消費者に評価されています。
また、効果的なマーケティング戦略とブランドのプロモーション活動により、国内外での知名度とブランドロイヤルティを高めています。これらの強みを活かし、韓国の化粧品市場でのトップ企業としての地位を確立しています。
NITE, 2020年度化粧品産業動向調査報告書によると、国内化粧品市場のメーカーシェアは、資生堂グループ(市場シェア 13.2%)、花王グループ(同 12.1%)、コーセーグループ(同 7.3%)、P&G(同 3.7%)、ポーラ・オルビス(同 3.0%)の上位5社で約4割、上位10社では5割を占めます。
残り5割の国内化粧品市場は 2,990社(推計)によって形成されています。
花王は日本を代表する化粧品トイレタリーメーカー。トイレタリーでは国内1位、化粧品では国内2位、トータルで国内1位となっています。
資生堂は日本を代表する化粧品メーカー。化粧品の国内シェアは1位となっています。日経平均株価、TOPIX Large70の構成銘柄の1つです。
コーセーは多様な販売チャンネルを通じて展開する大手化粧品メーカー。近年グローバル展開を積極的に進めています。
ポーラ・オルビスHDは、化粧品事業を中心に個性豊かなマルチブランドで構成された企業グループ。日本、アジアをはじめとする世界各国にて多様な販売チャネル・価格帯で事業を展開しています。
ファンケルグループは、化粧品・健康食品の製造・販売を行っており、「美」と「健康」の領域を中心に、世の中の「不」の解消に取り組んでいます。
マンダムは、男性用化粧品において国内シェアトップに位置するメーカー。2027年に創業100周年を迎えます。
ノエビアHDは、訪販化粧品メーカーのノエビア、医薬品・卸流通化粧品メーカーの常盤薬品工業を傘下に収める持株会社。化粧品事業を中心とし、医薬・食品事業など多彩な事業を展開。美と健康の創造に取り組んでいます。
ミルボンは、美容室専用のヘアケア製品やヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカー。2026年のあるべき姿として「アジアNo.1、世界ベスト5」を掲げています。
新日本製薬は、化粧品ブランド「パーフェクトワン」を中心に通信販売、全国の直営店での販売、卸流通チャネルでの販売を行っています。
プレミアアンチエイジングは、化粧品や健康食品の企画・開発・販売を行うメーカーで、「アンチエイジングのリーディングカンパニー」をビジョンに掲げています。
ハーバー研究所は、化粧品・医薬部外品・健康食品の開発、製造、販売を行うメーカー。Health Aid Beauty Aid(美と健康を助ける)の略で、これを実現するために無添加主義を貫いてきました。
アクシージアは、中国プレミアム・スキンケア市場を主戦場とする化粧品メーカー。『アジア(ASIA⇒AZIA)の美』を発信するとの想いを社名に込めています。
シーボンは、は約60年に渡り、研究・開発、製造、販売までを一貫して行う日本の化粧品メーカー。全国約100店舗のサロンを通して化粧品販売とアフターサービスを提供しています。
アルマードは、基礎化粧品・メークアップ化粧品・サプリメント・医薬部外品の企画・開発・販売を行うメーカー。卵殻膜のパイオニア企業として知られています。
アイビー化粧品は、化粧品、美容補助商品、化粧雑貨品等を中心とした製造・販売を行うメーカー。「愛と美と豊かさの実践と追求」を企業理念に掲げています。
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