カンタンに言うと
九州エリアを中心に調剤薬局、化粧品、介護の3事業を展開するファンメディカル(本社=大分県佐伯市/本部=大分市)は、ドラッグストアから化粧品を強化したコスメドラッグ、さらには化粧品だけを扱うコスメ専門店へと業態変革を推進し、リアル店舗の新たな価値創出を図っている。
介護事業も立ち上げて事業の多角化も推進している。脇田直樹常務は、3事業の中でも「化粧品は重要なファクター」と位置づけ、「取扱メーカー・ブランドをさらに増やし、各店で魅力あるお店づくりを推進していきたい」と話している。コスメ専門店としては、路面店2店舗とテナント店3店舗の計5店舗を運営している。
同社は1988年に調剤薬局(ワキダ薬局)からスタートし、90年代からはドラッグストア業態店を展開して事業を拡大してきた。2000年代にはドラッグストア業界で大企業化が進み価格競争が激しくなってきたことを受け、調剤や調剤併設型ドラッグの経営に軸足を移していった。
脇田常務は「価格訴求型のドラッグストアとの差別化を目的に、化粧品を強化しはじめたのもこの頃からだ」と話す。「コスメドラッグ」という業態を新たに開発し、2002年に「コスメドラッグファン古国府店」をオープンした。
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この記事は週刊粧業 2024年10月14日号 12ページ 掲載
◎オールリテイラー特集~若年層の獲得に向け業態間で競争激化〔百貨店〕■百貨店14社にアンケート~都市部への一極集中が加速、リアル回帰で業績は回復基調①立地、②ライバル業態、③売上(全体、化粧品)、④メインの客層と強化したい客層、⑤化粧品事業における課題は、⑥今後の重点施策、⑦貢献しているメーカーは、⑧今後の取り組みについて、⑨今後の化粧品分野についての予測、⑩再編に伴い、化粧品売場は、⑪今後...
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