21世紀がまだはじまって間もない頃、ジュリア・ロバーツやレオナルド・ディカプリオらのハリウッドセレブたちがこぞってハイブリッドカーの"プリウス"に乗り、マドンナがヘルシーな和食やマクロビオティックの食事をしはじめた。このあたりから、じわじわと「ナチュラル志向は格好いい」「エコすることがファッションの一部」という世界的なトレンドが渦巻きはじめた。
その後、地球にやさしい生活を心がけながら、自らの健康への気遣いを忘れないサスティナブルな価値観として「LOHAS」がマスコミを大いに賑わせた。その潮流が、新たなライフスタイル全般を形容する世界的なメガトレンドとなったことは記憶に新しい。
特に都市に住む高感度な現代女性においては、オーガニック素材の服を着こなすことやエコバックを身に付けたりカラダに安全な食材を選んだりすることが特別なことではなく、ごく自然なライフスタイルとして定着し始めているといっても過言ではない。
その延長線上で、化粧品業界においても肌につける化粧品は「ケミカル(化学的)なものよりは自然成分、天然由来のほうがいい」という顧客の意識変化が起こることにつながっていった。
オーガニックコスメの市場規模は900億円へ
近年のオーガニック&ナチュラルコスメの人気は、こうした背景の中わずか数年のうちに急速に拡大したといってよい。自然由来のハーブ成分をふんだんに使った商品からアロマテラピー的な派生商品まで、幅広い商品群は多くのオーガニックコスメのブランドを生み出していった。すでに2007年度時点の市場規模において832億円(前年比6.5%増)となっており、今年度においては900億円が視野に入ってくる勢いである。
あと52%
この記事は粧業日報 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ビズジーン、遺伝子検査技術を様々な分野に活かす
バラ売り
【週刊粧業】Zenken、人材獲得と企業ブランディングを両立したサービスが好調
バラ売り
【週刊粧業】2024年・年末大掃除の最新動向
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。