資生堂は2010年10月1日、ホテル等の客室アメニティや業務用化粧品を取り扱う資生堂アメニティグッズを通じて、環境にも肌にもやさしいホテル用石けん「泡ふる エコソープ」(2サイズ:10g、18g)を発売した。
これまで客室用石けんは、宿泊中の使用量が非常に少なく、その残りはすべて産業廃棄物として処分されていた。しかし、今回発売された「泡ふる エコソープ」は、石けんの中にミクロの気泡を入れることで、すばやく泡立つとともに溶けて減りやすくなり、使用後の石けんの残量、廃棄量を大幅に削減することが可能となった。
実使用テストでは、同社従来品と比較して、使用後の石けん残量(廃棄量)が10gサイズで約90%、18gサイズで約67%削減でき、販売計画から試算すると2サイズ合わせて年間約84トンの石けん廃棄量が削減できるという。さらには、気泡を入れることにより、廃棄量の削減だけでなく、大きさは従来のままで石けん原料の使用量を約3割減らすことが可能となった。
また、ホテル用石けんの一般的な製造法である「機械練り」ではなく、高級洗顔石けんの製造法である「枠練り(わくねり)」を採用していることで、一般のホテル用石けんには保湿成分が無配合または微量の配合であるのに対し、約30%の保湿成分を配合している。保湿成分たっぷりの豊かな泡でワンランク上の使用感を実感できるという。
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この記事は粧業日報 掲載
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