コーセー、「ヴィセ」からアパレルブランドとのコラボ限定品

　コーセーは2011年4月16日、ファッション感度の高い10～20代向けメークアップブランド「ヴィセ」から、コード.ナイン（本社＝東京、川島幸美社長）が手がけるアパレルブランド「アウラアイラ」とのコラボレーションによる「グラムシェードアイズ」「ラッシュアップスウィング（ロング）」など、2品目3品種（1500円～1800円）の限定商品を発売する。

　代表商品のアイカラー「グラムシェードアイズ」（5色入り2セット各1800 円）は、2011年春夏のファッショントレンドを取り入れた肌なじみのよいカラーバリエーションで、ライトカラーと引き締めるディープカラーを重ねて使うことで、輝きと陰影の立体感を出すことができ、より大きく印象的な目元に仕上げることができるという。

　今回、コラボレートした「アウラアイラ」は、明確な価値観や、確立したライフスタイルを持ち、自立して人生を楽しむアグレッシブな感覚を持つ女性に人気のブランドで、直営店、セレクトショップ、ファッション通販サイトなどで展開するほか、パリでも店舗展開を行っている。ヴィセのターゲット世代にとっては憧れのブランドであるため、限定品の希少性や、話題性の高さを生かし、新たな愛用者を獲得していく。

　またプロモーションでは、モデル兼女優の加藤夏希を引き続き起用し、嗜好性が強く、こだわりや思い入れが強いこの世代に対して、マス宣伝ではなく、より深い共感を呼ぶことを狙った活動を展開。それぞれのブランドサイトを通じてファッション感度の高いユーザーのクチコミを喚起し、コミュニケーションの輪を広げ、よりブランドへの共感性を高めていく。

　ヴィセは10代後半から20代のトレンドに敏感な女性に向けて1994年1月に誕生したメークアップブランドで、2009年からマーケティング手法を転換し、マス宣伝中心から、より深い共感を呼ぶことを狙った活動へとシフト。シーズンに合わせてファッションとのトータル提案を充実させ、アパレルブランドとのコラボレーション商品なども限定発売している。

　限定商品は発売2週間前後で完売したことなどがクチコミで広まり、常に話題を集めるようになっており、中でも2010年1月に発売したアイカラー「グラムヌードアイズ」は、美容情報専門サイト＠ｃｏｓｍｅ（アットコスメ）において、アイカラーランキングで年間第1位の評価を得るなど、ファッション感度の高い女性から広く支持されている。