資生堂、「アクアレーベル」のオールインワンジェルクリームが売上好調

粧業日報

2012年11月1日 12:15

粧業日報人気急上昇の化粧品マーケティング戦略制度品メーカー

カンタンに言うと

　資生堂のセルフスキンケアブランド「アクアレーベル」の保湿ラインから、8月21日に発売したコラーゲンGL高濃度配合のみずみずしい高弾力ジェルクリーム「スペシャルジェルクリーム」（90g、ノープリントプライス）が、発売から1カ月で出荷個数58万個（同社調べ、8月21日～9月20日）を突破、現在も好調な実績で推移している。

　また、「アクアレーベル」ブランド全体の売上げも伸長しており、「スペシャルジェルクリーム」の好調な実績が全体に貢献している。

　忙しい現代女性のニーズに応え、朝も夜も洗顔後これ1品で弾力のあるハリ肌に導く、1品5役（化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスク）のジェルクリーム。リーズナブルな価格帯でありながら高い肌実感に加え、スキンケア時間の短縮という簡便性を併せ持つ商品特長で、プロモーションや店頭での積極的な訴求もあり、好調に実績を伸ばしている。

　同社では、「市場ニーズへの合致」や「プロモーションや店頭での情報発信」が販売の好調を後押ししていると捉えている。

　それを裏づけるように、ユーザーからは「価格が手頃なのにそれ以上の満足感を感じた」「資生堂からオールインワンアイテムが発売されるのを待っていた」「形状記憶のゲルが、ぷるんとして触ると弾力があり、肌にのせるとすっとなじんでべたつかない」等、リーズナブルでありながら、高い肌実感が得られることへの評価が寄せられている。

　また、プロモーションでは、「弾め！ぷるん肌」をキャッチコピーに、コラーゲンを想起させるジェルの弾力感をビジュアルでも表現しており、TVCM、雑誌広告などを展開。店頭でも、得意先の積極的な取り組みにより、売場展開が多面的に実施されている。実際、商品の機能や使用性の良さを実感した店の従業員からも評価され、生の声が店頭で発信されたり、テスターを使った紹介活動が実施されている。こうしたプロモーションと店頭での一体となった情報発信が、販売好調につながっているようだ。

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