自然派・オーガニック化粧品に求める消費者ニーズは近年、安心・安全といった情緒的なものから、「エイジングケア」「美白」といった機能性へとシフトし、最近ではスキンケア以外のカテゴリーでも新たな拡がりをみせている。
今回取材したメーカーの中でも、ニールズヤードレメディーズが今年3月にブランド初となるメークアップラインを投入したほか、ジャパンオーガニックが展開している「ドゥーオーガニック」では、来年にブランド初のボディケア製品を投入するという。
一方、OEMメーカー各社の動向をみると、競合他社との優位性を高めるために独自でオーガニック原料の研究・開発に取り組む姿勢が目立った。
オーガニック原料のINCI名取得に注力している近代化学をはじめ、ケアリングジャパンやマーナーコスメチックスでは、「国産オーガニック」原料の開発を推進している。今特集ではメーカー7社と、OEMメーカー6社の計13社を取材した。
【記事掲載企業】
《化粧品OEMメーカー》
◎近代化学~「オーガニック」の付加価値を付与したヘアケアOEMに強み
◎ミロット~進捗緩やかも着実に拡大中、三相乳化の合わせ技で飛躍
◎ケアリングジャパン~地元ハーブ園と提携強化し、国産ハーブコスメの開発に注力
◎ランインターナショナル~「顔の見える」原材料を使い、満足度高い製品開発に励む
◎マーナーコスメチックス~JAS認定の独自原料を使い、良感触のオーガニックコスメ追求
◎ア・ベター・コミュニケーション~イスラエルコスメのOEM提案、新たなビジネス機会創出に注力
《化粧品メーカー》
◎ウェリナ~ワイルドクラフト原料へのこだわり、シリーズ化し育成へ
◎ジャパンオーガニック~「ドゥーオーガニック」が20%増、販売員投入の効果大きく
◎えそらフォレスト~対象の絞り込みで成長ジワリ、目指すは無添加市場の奪取へ
◎ビーバイイー~「ママバター」にスキンケアライン、韓国ドラッグストアでの販売も
◎ビューティフロンティア~「ミッシェルビオ」のクリームを改良、発酵エキスが肌の土台づくり強化
◎ニールズヤードレメディーズ~健康と環境に配慮した製品を提案、今年は大型新製品を相次いで投入
◎ファルマボタニカ~「アサイー」の素材活かしたスキンケアシリーズが売れ筋に
関連キーワード
この記事は週刊粧業 2013年11月11日号 8ページ 掲載
■資生堂、「在庫を溜めない仕組みづくり」に着手~2014年度より販社売上を除外し、店頭売上を社員・取引先の評価指標に ◎コスト・事業構造改革は計画を上回るペースで進捗 ◎専門店ブランド「ベネフィーク」、掛率を70%から63%へ引き下げ ◎通期売上高は過去最高の7400億円見込む、海外売上が国内売上を逆転 ■ライオン、平井事業所第二期工事竣工内覧会を開催~「世界№1を目指したオーラルケア研究」...
バラ売り
【週刊粧業】2024年入浴剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年百貨店の化粧品販売最前線
バラ売り
【週刊粧業】シンクタンクが分析する2025年国内化粧品市場
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】資生堂、財務・IR・DE&Iに精通した廣藤綾子氏が代表執行役に就任
バラ売り
【週刊粧業】2024年8月化粧品・家庭用洗浄剤出荷統計
バラ売り
【週刊粧業】&choa!横浜ビブレ店、日本総代理店の強みを活かした韓国コスメ専門のセレクトショップ
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。