インテージ、2024年上半期の化粧品市場はパックやリップが好調

週刊粧業 2024年10月14日号 39ページ

カンタンに言うと

  • ――2023年の化粧品小売市場を振り返っていただけますか。
  • ――2024年上半期の状況についてお聞かせください。
  • ――今後の展望についてお聞かせください。
インテージ、2024年上半期の化粧品市場はパックやリップが好調

 マーケティングリサーチ国内最大手のインテージは、SRI+(全国小売店パネル調査)やSLI(全国女性消費者パネル調査)などの様々な保有データを活用し、幅広い業界のクライアント企業に対しマーケティングサポートを展開している。

 データマネジメント事業本部 リテールデータマネジメント部の高崎祐哉氏、同本部 コンシューマーデータマネジメント部の浅田真穂氏、原怜渚氏に、2023~2024年の化粧品市場の主なトピックおよび今後の見通しについて話を伺った。

 ――2023年の化粧品小売市場を振り返っていただけますか。

 高崎 2023年の化粧品小売市場規模は前年比12.7増の9686億円となった。コロナ禍以降、前年比マイナスが続いていたが、2022年に回復に転じ、2023年もプラスを維持した。

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