化粧品は多品種多品目で、季節が変わるたびに製品が入れ替わるため、製品のライフサイクルが短く、かつ受注単位は少数の場合も多く、物流は精度の高さが求められる。しかも、化粧品を扱うには、薬事法の関係から化粧品製造業の認可を取得しなければならないといった特殊条件もある。
近年は、メーカー、卸、小売店ともにコスト削減とサービス性の向上のため、物流業務全般を外部に委託し、物流企業側も3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)を売りにしたサービスが一般的になっている。この3PLには「物流オペレーション能力」「物流システム設計・提案能力」などが求められる。
化粧品に関しては製造業作業にあたる品質検査、ラベル貼付、添付文書の封入、出荷判定のほかに、専用の倉庫管理システムを開発したり、製造業で規定されている責任技術者を設置するなど付加価値を提供する企業も増え、サービスが充実してきている。加えて、近年はあらゆる業界で通販市場が活性化しており、Webサイトの構築から運営、返品配送まで物流企業側が請け負うことは珍しくない。
また、海外進出に対するニーズも急拡大しているといい、今後、ますます「海外」に特化した物流ソリューションが求められると予測される。(記事全文はこちら)
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