美容部員の人材派遣のニーズは年々高まっている。美容部員は業界全体で不足気味と以前から言われていたが、この1~2年でこの問題が深刻化しつつある。自社での充分な人材確保が難しくなり、人材派遣に頼る企業が増えているのだ。
インバウンド対応で活気づく化粧品売場で美容部員の需要は今後ますます高まっていく。顧客が人に付くと言われる美容部員の世界でも、派遣を入口にキャリアアップを目指す道は開かれている。(記事全文はこちら)
【総論前半】今年の春節商戦はどうなる
厚生労働省がとりまとめた2012年度の労働者派遣事業報告書によると、同年の派遣労働者数はおよそ245万人(対前年比6.3%減)、派遣先は約76万件(同8.1%増)で、事業者の年間売上高は5兆2445億円(同0.1%減)となった。
また、平均派遣料金(8時間換算)は一般労働者派遣事業は1万106円(同0.2%減)、特定労働者派遣事業が2万3638円(同1.3%減)、派遣労働者の平均賃金(同)はそれぞれ1万1684円(同0.8%減)、1万5337円(同2.2%減)といずれも減少した。
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この記事は週刊粧業 2015年2月16日号 掲載
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