森永製菓、独自素材「パセノール」で初の化粧品

週刊粧業 2015年8月24日号 4ページ

カンタンに言うと

森永製菓、独自素材「パセノール」で初の化粧品
 菓子・食品メーカーの森永製菓(東京)が、独自開発した美容・健康素材「パセノール」を核に据えた新領域の事業拡大を構想しており、その一環で現在、サプリメントや化粧品の通信販売に力を注いでいる。また、今後は原料販売や商品拡充、新たな販路開拓なども視野に入れており、長期的に大きく育成していきたい考えだ。

 独自成分「パセノール」は、パッションフルーツの種子から抽出したエキスで、ポリフェノールの一種である「ピセアタンノール」が豊富に含まれている。アンチエイジング原料として有名な「レスベラトロール」と似た構造式をもち、体内吸収性が2倍以上も高いことが明らかになるなど、植物由来の新たなアンチエイジング素材として開発に成功した。

 具体的には、コラーゲンの産生促進作用による肌荒れ予防や美白・保湿効果、血管の拡張作用による手足の冷え・肩こりの改善、さらに疲労感の緩和などが数々の試験で確認されている。

 こうした独自素材を発掘するプロジェクトが始動したのは、2006年のことだった。それから7年以上に渡る。

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