バスクリン・古賀和則社長、スポーツと入浴を接点としたブランドエクイティの向上へ

週刊粧業 2016年1月1日号 70ページ

カンタンに言うと

バスクリン・古賀和則社長、スポーツと入浴を接点としたブランドエクイティの向上へ
 バスクリンは2006年に株式会社ツムラから分社、2008年には独立し、2012年にアース製薬株式会社の傘下となり現在に至ります。

 2016年は分社から10年にあたる節目の年となりますが、アース製薬グループの一員として、多くのお客様の健康とお取引先様への貢献に全力で寄与してまいりたいと願っております。

 また本年は期せずしてオリピックイヤーと重なります。スポーツに対する気運が高まるこの機会を活かし、当社がこれまで取り組んできた「スポーツと入浴を接点としたブランドエクイティ向上」をさらに発展させてまいります。そして「Tokyo 2020」に向けて様々な可能性にチャレンジしたいと考えております。

 これまでも世界の頂点を目指すトップアスリートや各競技団体の皆さまに入浴に関する情報提供や「きき湯」「きき湯ファインヒート」などの製品提供といったサポートを実施するとともに、市民マラソン大会などへも協賛してまいりました。

 身体作りを意識した積極的な健康志向の高まりを受け、当社製品においては、シニア層だけでなく20~30代の使用者も増加傾向にあり、裾野の拡大が期待されています。

 入浴剤市場は、昨年までの5年間で約5%伸張しており、本年以降も同様に伸張するものと予測しています。

 入浴を起点とした健康、そこに入浴剤をプラスした効用をより一層理解していただけるよう取り組み、赤ちゃんから高齢者の方まで幅広く新たなお客さまを創造し、市場活性化に貢献してまいります。

 弊社のもう一つの強みである「生薬研究の実績」を活かした製品としては、「モウガ」「インセント」「モルティ」などが多くのお客さまのお悩み解消に貢献できているものと考えております。生薬にはまだまだ多くの可能性が秘められています。

 実績のある育毛剤を中心に、その可能性を探求し、新たな機能を活かしてお客さまの潜在的なニーズに応える製品を開発、上市し、さらなる企業価値向上を目指してまいります。

 円安、物価上昇、消費増税、消費マインドの変化など、国内経済環境はめまぐるしく変化しますが、柔軟に対応できる事業基盤の構築を目指し、不断の努力を続ける決意です。
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